ぜりーとゼラチン工場

限界大学生の思考掃き溜め

ミルクレープは自分自身の夢を見るか?

 はいこんにちはこんばんはぜりーです。最近作業に対してのモチベが高いのにまとまった時間と気力体力が無いのが辛いです(モチベ以外何もなくないか?)。今回は寝ようと思ったタイミングで推しの配信が始まったので作業時間を錬成できました。推しは錬金術。いつもいつも推しに人生を助けられまくっている。

 さて、先日はそんな推しのめでたいめでたいお誕生日でした。おめでとう。いつもありがとう。長生きしてね。この女オタク、この春から一人暮らし、すなわち全てを自分の裁量で決められる超自由生活を始めたので推し活も思いのまま、それを良いことにあの「本人のいない誕生会」を自宅でこじんまりと開催しました。普段ついついコンビニスイーツを買ってしまう私ですがこの日にちゃんとしたケーキ食べるから!と1~2週間ほどコンビニとスーパーのスイーツを封印し、お誕生日前夜の生放送に合わせて近所のコージーコーナーで苺のミルクレープを買って帰りました。まあ食べるのは推しではなく私なんですが。やっぱりケーキ屋さんのケーキはちょっとお高めだけどコンビニとは比べ物にならないくらい美味しかった。いつもコンビニに浮気しててごめんなさい。

 そんな推しのお誕生日生放送は事前に何をやるかこちらは全く知らされていなかったのだけど、予想を超える””ガチ””でビビっちゃった……実写でコック姿でお料理……料理の腕以前にひたすらに顔がいいビジュがいい これで料理が上手かったらミュージシャンじゃなくてお料理お兄さんとして一世を風靡してた(音楽はいいのか?) もこみちお兄さんもビックリ!!!そんな期待を裏切らないキラキラした推しのこと、やっぱり好きだな、かっこいいな、と実感した良い夜でした。ちなみに料理の腕は何とも言えなかったです。

 私は、キラキラしている推しが好きだ。すごいことを沢山成し遂げて、大変なことも沢山あって絶対忙しいだろうにニコニコ笑って私たちを全力で楽しませてくれる推しが好きだ。そんな姿に憧れて、推しみたいに何事にも一生懸命で”キラキラしている”存在になりたいと思いながら推しのことをずっと追いかけ続けている。そうすれば、かっこいい存在に近づけると思って。

 そんな”すごい存在”を追いかけていると、時折自分とのギャップが垣間見えてつらくなることがある。そもそも超人気活動者と一般女子大学生は比べものにならないのはそれはそうなのだが、そうではなくて、自分は推しのように一生懸命生きられているかな、自分なりにキラキラしているかな、という話。それを考えるともうだめだ。

 あのミルクレープは、誰の、何のためのミルクレープだったのだろう、と思う。推しのお誕生日を祝うために買ったケーキだが、食べたのは私だし、結局私の自己満だったのではないか?もちろん推しを祝いたい気持ちに嘘はないしケーキをお供え物のように扱うのも勿体ない。だけど、キラキラしている推しのことを追いかけることで、自分もキラキラできているかのような錯覚に陥ってはいないか?推し活は楽しい、でも時折我に返って虚しくなる。私は何も成長しちゃいない、と。推しに憧れて尊敬して、推しみたいになりたくて応援してきたのに推しばかりに夢中になって自分から目をそらす、いわば現実逃避の道具のようになってはいないか。そんなの、推しに顔向けできない。推しは平等に私たちを肯定してくれるからこそ、支えてくれる場面も沢山あるけど甘えてばかりじゃいけない、と思う。夢を追いかける勇気を、頑張る原動力を、いつもいつも私に与えてくれているから。ミルクレープは推しに届きやしないが、自分の活動で勇気をもらって毎日を頑張れているファンがいるとしたら推しはきっと喜んでくれるはず。それが私にできる最大限の恩返しだと思うから、いい加減に推しではなく自分自身に夢を抱いていきたい今日この頃です。

 

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