ぜりーとゼラチン工場

限界大学生の思考掃き溜め

振り返って、前を向く

 さてさてお久しぶりですぜりーです。最近ぜりーという名前を使ってなさすぎて今若干の違和感を覚えました(Twitterの名前すら「作業」になっている)。

 最近は特に忙しいわけでもなかったのですが(何なら前期より全然時間割に余裕はあったはず)、ネタ切れなのか単にやる気がないのかで作業が進まず。安心安全のぜりークオリティ。更新を待ち望んでいた方がいらっしゃったなら申し訳ない。こんな社不に期待をするな。

 というわけで前回の更新から二か月以上経ち、流石に年内にもう一つ出したいなと思っていたら大晦日。せっかくなので今年一年の振り返りをしていこうと思います。

 まずは1~3月の受験期真っ只中。高校の某職員室前の自習スペースで寒さに震えながらセンターや二次の過去問を解いていたことを思い出しました。そのときいつも膝にかけていた水色とグレーのマフラーは東京に持って行って今でもお気に入りです。相棒。センター試験の日のお弁当かなんかで母親からの激励を感じてほっこりした記憶があるのに内容を忘れました、高校受験の日のお弁当にリラックマのかわいい海苔がついてたことはちゃんと覚えてるのに……でもその日に貰った学業お守りは大切に今でもリュックの内ポケットに入れています。あれ?貰ったのセンターの日だっけ二次の日だっけ……(最悪)

 わたしの大学受験は割と安全受験で、あまり受験期に追い詰められたりはしていなかったけど、必死で受験勉強して合格して泣きながら喜んでる同級生とか一生懸命勉強したのに合格できなくてコンプレックスを抱えてる大学のクラスメイト(わたしの大学は前期落ちの受け皿大学)とか見てると、自分は何かに命をかけて全力でやったことってろくにないんじゃないかなあと思って少し虚しくなります。自分は「楽しめる範囲で、頑張りすぎない」をモットーに生きているところはあって、これを生きるのが上手と取るか甘えと取るかはともかく、何かに必死に取り組まないと成長できないことってあるよなあと思っています。どうするかね。ところで安全受験とは言ったもののわたしの受けた大学は二次がアホほど難化してこれワンチャン落ちたなと思って割とガッツリ病んでました。泣きながら予備校調べたりね。杞憂だったけど。個人的に面白かったのが、そんな何もろくに手につかない精神状態で唯一辛いことを忘れてできたのが「youtubeの爆食動画を見る」だったことで、結局食事シーンって人間の生命活動に一番近くて一番刺激が少ないんだろうなあと新しい発見をしました。爆食動画、病んだときにオススメです。笑える系youtuberだと尚良し。わたしは肉チョモをずっと見てました。

 さて大学には第一志望に無事合格し上京した4月。ここまでで既に1000文字超えてるけど大丈夫そ?4~6月あたりは慣れない一人暮らしと想像以上にキツすぎる大学生活とホームシックとで精神やべえ~~~大学やっていけねえ~~~になっていた時期もありました。でもこの時期は周りの同級生みんな大学やめたいって言ってた。これが化学科か……それでも一人暮らしだからこそできることは楽しみまくっていました。深夜徘徊とかバカの食事とか。

 あと忘れちゃいけないのがこのブログも4?5月あたりに始めましたね(今調べたら4月26日でした)。自己満で始めたものでしたが、意外と色んな人が楽しく読んでくれているみたいでびっくりです、本当にありがとうございます。特にマシュマロが本当に本当に励みになっていました。これからもよろしくな! というか久しぶりに初期の記事を読み返したのですが、バチバチに暗くて笑っちゃった。『Instagramは「深淵」か』、ブログの中でもすごく気に入ってたはずなのに何だこれ誰だよこの拗らせ陰キャ……最悪だな…… こうすると自分の考え方の移り変わりも振り返れるからとても良いかもしれない、この先も長く続けていきたいですね。

 そして夏、夏、夏!!!今年の夏は人生で一番と言えるほど濃い夏でした。ブログの記事にした出来事もたくさんあるので詳しくはそちらをチェッキー!してほしいのですが、8月頭の都会トム映画とチャレ友との感動の出会い、そこから一週間後くらいの夢だった推しのライブ参戦などなど。たくさんの”初めて”を経験してたくさんの夢を叶えた夏でした。あとこの時期から労働を始め、その無敵感からお金の使い方が奔放になっていきます。昔から散財癖があって貯金が苦手なことは自覚していたのですが、大学生になっても全く成長していませんでした。推しのために、働くんだよな…… あと夏休み最後の9月末には推しのアルバム「ゆめをきかせて」が発売されて、これが本当に本当に本当に、””良””だったんですよね……曲はもちろんコンセプト自体もすごく良くて永遠に聴いてた。マジで良いのでyoutubeに上がってるMVだけでも観てくれ。

 10月から12月にかけてはもう本当に最近って感じで、10月なんてもうほぼ二か月経ってるのかと今気づいてびっくりしています。後期からは大学の登校制限も緩くなって他クラス他学科にも友達が更に増えました。わたしは入学前はこんなに友達に恵まれるとは夢にも思っていなかったので(どうせ端っこで陰キャになるんだろうなと思っていた)、予想以上に大学デビュー(?)できて嬉しいです。自分の人見知りが治る日が来るなんて思っていなかった。標準的なコミュ力のある理系大学生がいっちゃん話しやすい。春の初めて丸一日登校する日に近くにいた女の子グループにお昼一緒にどうですかって話しかけた自分は流石に褒めてあげたい。大学は人脈ゲーだし授業で嫌でもコミュニケーション取らないといけない場面があるから、結局人間追い詰められると何とかなるもんですね。今年一年の学び。あと単純に大学の人間がみんな良い人すぎる。ここに来てよかったなあと思えるのはとても幸せなことです。一期一会という言葉の意味を実感した一年だったかもしれない。

 そしてなんとなんと年末、数時間後に一大イベントがあって、なんとわたしが6年?7年?全力で応援していた推しが紅白に初出場するんですね、本当に本当におめでとう。出場が発表されたあとに推しが「色々叩かれたりもして応援するのが大変だったこともあっただろうけど、今、ファンのみんなが応援してきてよかったって思える存在になれたかな」って言ったのを聞いたときは流石に涙出ちゃいましたね。確かに色々あったけど、今までたくさんの思い出をくれてここまで大きくなって大舞台に立てるようになった推しは本当に誇りだしずっと応援してきてオタクは幸せです。推しててよかったって思える瞬間がオタクにとって最高の瞬間なんだよ。本当にありがとう。こちらもめちゃくちゃ緊張しますが子の学芸会を見守る親の気持ちでテレビの前で全力で応援したいと思います。がんばれ。

 

 そんなこんなで2021年はやっぱり環境が大きく変わったのもあって人生の中で一番と言ってもいいくらい濃い一年でした。今年で学んだことはきっと来年の自分にも繋がっていくから、今までの自分を大切にしつつまた新しい自分へと生まれ変わろうと思います。振り返ってそれで終わりじゃなくて、また振り向きなおして前を向かないと始まりませんからね(タイトル回収)。環境は大きく変わらないだろうけど、それでも来年はさらに今年より濃い一年にしたいな。一年ありがとうございました。みなさまも良いお年を。(終)

 

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