ぜりーとゼラチン工場

限界大学生の思考掃き溜め

とりあえず酒を買って帰るのをやめよう

 絶叫絶叫絶叫~~~~~~~~~!!!!!!!!!!突然のTwitter凍結!!!!!値上がりしたサークル合宿費!!!!!予算2万オーバーの買い物!!!!!!!推しユニライブツアー決定!!!!!!!!!キャパ3万5000のライブですら外れる人がいたのに追加公演がキャパ3000のzeppって、何~~~~!?

 お久しぶりです。Twitter垢が凍結してブログへのモチベを失っていたぜりーです。近況は上記の通り、死んだ目で働き絶叫しながらお金を飛ばす毎日……。バイトはフリーシフトで月いくら稼ぐかも自分次第なんだけども、働きすぎるとそのストレスで散財してしまうから労働時間と出費のバランスの最適解をまだ見つけられずにいる。でも頑張って自分で働いたお金を推しに突っ込む瞬間が一番生を実感する。対義語は「親の金で恋人に高価なプレゼント買う奴が一番ダセー」です。

 前回のブログ以降にあったことだと、推しユニ活動再開、本当に、おめでとう、そして、ありがとう!!!!半分ぽっかり穴が空いてしまっていた人生がまた100%に戻ってきた感覚がある。実は何だかんだでユニットの有観客ライブは行ったことがなかったから本当に、本当にうれしくて……AtRはいつまでも私の青春……片方のワンマンにもう片方がゲストで出てきた数曲だけでも気が狂いそうだったのに2~3時間ユニットだけを浴び続けるって、私、どうなっちゃうの~!? あと推し活だと、推しがゲストで出る他歌い手のライブが直前でもまだチケットが余ってると聞いて突発で行ったり。当日券の天井席買うより余らせてるオタクから引き取った方が席良いし手数料浮くしと思って邪な気持ちでTwitterで譲渡募集したら手数料浮くどころかファンクラブ専用紙チケの送料まで割り勘要求されて自分で当日券取るより550円高くついた上に、ファンクラブ席だから四方をガチオタクに囲まれてとても肩身の狭い思いをしたのはある意味勉強になったね(?)それはともかく他担の私でもうるっとしてしまうくらい良いライブだったな(周りのオタクはみんなズビズビ泣いていたが)、マ、俺の推しが一番だけどな!!!!!!私は元々他担拒否のきらいがあって、推しのライブに他活動者がゲストで出ると聞いただけでモヤることもあったんだけど、「他活動者のことも知ってほしい」とゲストと刺激し合う推しのことを見て他担拒否なんて言ってごめんね……の気持ちになり他活動者メインのライブに足を運べるまでに成長した。これも推しがくれた経験。本当に推しは色々な経験をくれるし、この”推しからしか得られない経験”が私は推し活の醍醐味だと思う。たとえそれがスーパーをハシゴしてはんぺんを探し回る経験だとしても。

 それに加えて、1月末には実家から荷物が届いた。その中には成人祝い兼誕生日プレゼントと、『20歳の自分への手紙』が同封されていた。なんでも中学3年生のときに学校で書かされた(あまり記憶がない)ものが成人式で返却されたらしく、情けなくも成人式に行けなかった社不の私のそれを親同士の職場が同じ元クラスメイトが代わりに持って帰ってくれたそうで……本当に情けない……(ありがとうございます)。いやその子は絶対このブログのこと知らないでしょうけど。せっかくなのでこの『20歳の自分への手紙』を原文そのままインターネットの大海に晒し上げようと思ったけど、この記事を読んだ人間が共感性羞恥で死んだら可哀想なのでやめましょう。今更過ぎないか?

 というわけで内容だけ簡潔にまとめる。①高校やその先で友達はできたか、人見知りは克服できたか ②第一志望の高校(学科)には合格したか、自分の夢ややりたいことに対して努力できているか ③中学校は色々あったけどやっぱり楽しかった、高校が離れてしまった仲間とも成人式で再会したのではないですか

 20歳の自分より。①は自分でもビックリするほど交友関係に恵まれています。人見知りも、ぼっちでディズニーに行って通りすがりの家族連れに「あ、写真撮りましょうか~?」って話しかける不審者になるくらいには克服しました。大学では1年生の一番最初の一日授業の日に近くにいた女の子たちにお昼一緒にどうですかって声を掛けて、その子たちが今のいつメンってやつになっています。あとはライブの開演待ち時間で隣の初対面オタクとダラダラ喋ったりとか。中学校までは周りの環境に対して自分が浮いていると感じることが多かったけれども、高校大学と進むにつれて必然的に自分と似通った性格・境遇の人間が集まってくるので、高校以降は自分と似た者同士の愛すべき人間に囲まれて居心地良く過ごすことができていますよ。②は結果から言うと第一志望の高校(学科)にはなんとか合格しました。良かったね。今思い返しても中3の頃が一番勉強してたんじゃないかと思うわ……大学受験戦争はちょっとサボってしまったけど何だかんだで自分の身の丈に合った位置に落ち着いたのではないかと思っています。良い大学に進学して成人式で見返してやろうって意気込んでた中学時代の私!ごめん!でも今の大学大好きだし、この大学を選んだのはネームバリューや偏差値より自分のやりたいことを優先した結果です。実際自分のやりたいことに関しては現在進行形で全力疾走中なのでね!田舎で指咥えて画面を見つめてた私へ!20歳の私は推しにいっぱい会ってるよ!推しのこと好きになってくれて、ありがとう!最後に③、これは20歳の私の、敗北……中3の私の方が、人格者です…… なんかこの手紙、「成人式で返却するって言われても成人式行かないんだけどな~どうするんだろうな~」ってぼんやり思いながら書いた記憶があるんだけど、社交辞令的なアレで一応未来の自分に一縷の希望をかけて書いてたのかな。まあ、良い思い出も良くない思い出も全てひっくるめて自分の糧になっているわけだから、それを否定せず結果オーライだと捉えるのは良いことです。でもごめん!成人式行くのは無理だった―!怖いもーん!そんな中でも連絡をくれた友人は数は少なくとも確実にいたので、ちゃんと中3の私の言うことを聞いて大切にしたいと思います。

 いじめられっ子はいじめられたことをずっと覚えているのに対していじめっ子はいじめたことを何一つ覚えていない、とよく言われるが、本当にそうだろうか?と考える。最近、小中学生の頃に人を傷つけた記憶が突然フラッシュバックして、お前はまだ大人になれない、極悪人だと私を呪縛する。心ない言葉をぶつけたり、一歩間違えば大怪我に繋がりかねないいたずらをしてしまったり。誰しもが持っている、ありふれた経験かもしれない。相手はもう忘れているか大して気にしていないかもしれない。そうだったらいいなと思うし、今更悔やんでも過去は変えられないから、さっさと振り切って忘れてしまった方が心は軽くなるはずだ。でも何となく、忘れてはいけない気がする。眠れない夜にこれらを思い出してはどうしようもない自己嫌悪に陥る。善悪の判断のつかない子ども時代の失敗、と言えばそれまでで、20歳になった今でも引きずるのは少々繊細過ぎるのかもしれない。自分の非や情けなさから目を逸らして、胸を張って歩けるようになったら一人前の”大人”になれるだろうか。20、というのは、本当にただの数字でしかないと痛感する。私は下戸で、3%のチューハイ1缶を飲み切るのが限界なのに、バイト帰りに何となくお酒を買って帰ってしまう。それだけが、自分が”大人”であることを証明してくれるような気がするから。(終)

 

 夜一睡もできずに現在午前5時!社会不適合生活からしか得られない文章がある。何かあればマシュマロまで↓

marshmallow-qa.com

成人式に行けなかった話

 地元の成人式には、行かなかった。行けなかった。青春ゾンビなので。私の成人式は、推しのライブ!有明アリーナ会場、楽しかったね!!!物販待ちで暇を潰している間インスタやTwitterを開けば目に入る、同期のはずの友達の成人式の素敵な振袖や集合写真、「写真撮った人下さい」の投稿、その中でひたすらライブの写真を投稿する自分。あれ?年齢同じだよね?私だけ何やってるんだ?おかしいな……

 地元もとい出身中学にあまり良い思い出が無く、久しぶりに会いたい人が全く居ないわけではないけどそれより圧倒的に会いたくない人間の方が多くて、勿論成人式には行く気になれなかった。昔の記事で書いたとおり、私のことを否定してきた人間が今”大人”として真っ当に生活しているところを見ると自分が壊れそうな気がしたから。これは自分の悪いところだと思うのだけど、私は「更生」を信じられないきらいがある。一度この人はダメだと思ったら、その人が今度どんな素晴らしい人間に成長しようと過去を無いことにすることができず、再び関わる気になれない。同じ「捨て猫を助ける」行為でも心優しそうな女の子がするのと強面な不良ヤンキーがするのとだったら後者の方が感動する、みたいな話が大嫌いだ。現在で何をやろうとも、過去の歴史を変化させる術は人類はまだ発明できていない。だから、その時のコミュニティに嫌気がさしたら、身の回りの人間を切り捨て新しいコミュニティに飛び込むしかなかった。自分にとって必要のない人間とは関わるだけ無駄で、自分の好きな、自分にとって必要な人間だけ周りに置く、そんな箱庭を作りたい。言い方を変えれば人に飽きる。我ながら最低な自覚はある。要するに、今既に新しいコミュニティで楽しくやっているのにわざわざ過去の一度ダメだと思ったコミュニティに戻る必要、ある?今の私は中学生の頃の私とは勿論変わっていて、今の自分の方が好きだ。だから、昔の自分に戻るのが怖くて、できれば振り返りたくない。今の私は違うから。

 それはそれとして人間はやはり無いものねだりで、過去の友達も現在の友達もぜーんぶ大切にできて同窓会を楽しめる人のことは純粋に羨ましい、と思っている。自分には出来ないことだから。成人式に行った方が良かったかと訊かれたら決してそうとは言い切れないけれども、成人式に行けなかった自分に、過去の未熟な自分を振り返る勇気が出なかった自分に、これから先一生コンプレックスを背負い続けるのだと思う。実際に成人式に行く予定であれば自分が今大切にしている趣味のライブには日程ドン被りで行けなかったわけだし、過去の自分と現在の自分、どちらを大切にするかと言われたら勿論現在を優先したいけれども、過去のものだからと昔の人間関係を切り捨てるのもどうかと思うし人を物として扱うようなことしてたらいつかは罰が当たりそうだな~と考える。結局自分はまた、成人式に行かないという”マイノリティ”になってしまったことが悔しいだけかもしれない。スポーツ観戦とそれを押し付けてくるスポーツファンが嫌いなのも、ガリ勉と揶揄されて距離を置かれた学生時代に過剰なコンプレックスを抱いているのも、今や平成の過去の文化になりつつある歌い手のオタクがやめられなくて自分は何やってるんだと我に返るのも、全部「みんなと同じことができない」ことへの劣等感なのかも。だからこそ、私には個性を大切にしたい性格が強く出ているのかも。「成人式は一生に一度だけど、成人式に行かなかった日も一生に一度」という友人の言葉を思い出す。成人式に行かず、そのときの自分が大好きな推しのライブに行ったこと、将来の自分が後悔していないといいなー。(終)

 

 あけましておめでとうございます◎なにかあればマシュマロまで↓

marshmallow-qa.com

そんなことよりフラーレンの話をしよう

 こんにちは!みなさま師走をどうお過ごしでしょうか。ぜりーです。

 突然ですが、皆様はスポーツ観戦は好きですか?私は散々Twitterで喚いている通りなんとやるのも観るのも好きじゃありません!珍しいかな!?今日はそんな趣味嗜好と多様性の話です。

 オリンピックやワールドカップの時期が、季節の中で一番楽しくない。なぜならスポーツに全く興味が無いから。テレビでスポーツ中継を見るくらいなら昼間のようわからん囲碁解説を眺める方がまだマシ(ちなみに囲碁はルールすら知らない)。しかし国民の、いや世界人口の大半はスポーツ観戦が好きっぽい?し、試合結果に国中が沸き上がるし、陰キャSNSTwitterですらそれ一色になるし、中継の延長によって見たかった深夜アニメは時間がずれて録画に失敗する。スポーツを楽しむのが当たり前、みたいな風潮。熱くなったアナウンサーが朝から暑苦しい。国中が沸いた?私は囲碁解説かdアニメを見ていましたが……俺は非国民か?

 そりゃマイノリティだからとはいえ非国民扱いされたら良い気分はしないわけで、そんなにヘイト溜めるなら逆張りせずにスポーツ中継観ればいいじゃない、って言われるかもしれないけどそうじゃないんだよ。ここで私がスポーツを嫌いな理由をつらつらと書き連ねたところで全人類がスポーツ好きだと思っている(笑)声がでかい(笑)人間の気分を害すだけなので細かくは書きたくないですが、その!!!!!同調圧力が!!!!!!!嫌だよーーーーーーーーー!!!!!!!!!スポーツ嫌いだって、別に、いいじゃん!!!!!!!!!!!(クソデカ大声)

 この考えは昔の記事『Instagramは「深淵」か』でも書いたのですが、人間誰しも嫌いなものってあるじゃないですか、それがピーマンかハンバーグかの違いなのにどうしてハンバーグが嫌いな人間は非人間扱いをされなきゃいけない?ちなみにハンバーグが嫌いな人間、私は出会ったことありません。プリンが嫌いな人間なら知ってる。そんでもって、好きなもの嫌いなものの嗜好があることは誰にでも共通だしそれって人それぞれなのに、マイノリティ側って何にしても肩身の狭い思いをしがちですよねーって話。別に、ハンバーグが嫌いだからといって「えー!?ありえなーい!?絶対食べたら美味しいのに!!!」ではなく、「それもまたアイカツだね!」で良いと思いませんか?アイカツ構文の使い方雑すぎないか?てかよく考えたらヴィーガンの人って肉食べないじゃん……ヘルシーで、良い!

 私には何事にも多様性を大切にしたいというポリシーが強くあって、人を傷つけることと犯罪行為以外は他人が何やってもいいと思っている質なので、尚更同調圧力だとか主語がでかい論理が苦手なのだと思う。スポーツとか音楽コンクールとか、「全員で同じ目標を持って頑張ろう!」「ちゃんと皆に合わせなさい!」とかいう風潮にどうしてもついていけなくて、個人それぞれの価値観が擦り潰される状況が見ていられなくて、吹奏楽部を辞めたり泣きながら球技の授業を受けたり、集団行動にほとんど良い思い出がない。社不でごめんなさい。

 実際、皆で一致団結!はみ出した者は矯正!ってやり方の方が部活等で結果を残しやすいのは事実だと思うんですよね。やっぱり強制力って一番手っ取り早いから。でも個人の価値観とか個性を理解・尊重しつつ同じ目標に向かって頑張れる環境作りって、多分不可能ではないと信じたい。

 C60、フラーレン。炭素原子60個がそれぞれ繋がってサッカーボールと同じ構造をとった物質。スポーツ用のサッカーボールじゃなくて、炭素材料のフラーレンを追いかけていたっていいじゃない。形は一緒なんだし、大して変わらないよ。多分。(終)

 

読んでいただきありがとうございました◎話題などマシュマロまで↓

ぜりーにマシュマロを投げる | マシュマロ (marshmallow-qa.com)

例の記事↓

cometcaramel8.hateblo.jp

酒とヤニとギャンブルと推し

※自分の周りの人間を蔑ろにする表現が含まれており、読者を不快な気持ちにさせる可能性があります※

 こんにちは。最近は学園祭に向けてドラム浸けの日々で、日々筋肉疲労によりクエン酸グミとキレートレモンがお友達になっているぜりーです。

 前述の軽音サークルに入ってもう一年が経とうとしておりサークル内の人間とも大分打ち解けられたのですが、あの、やっぱり、バンドマンはクズという共通認識は間違いではない。飲み会での振る舞いや話の内容が最悪なのは勿論、酒カスヤニカスパチンカスにメンヘラ鬱芸人!見てる分には面白いヤツだけど特別親しい関係にはあんまりなりたくないキャラのオールスター感謝祭!!俺は音楽で生きていく!!!(ドッ)

 私はお酒も飲まないしタバコも吸わないしギャンブルもしない超健康優良児ですが(酒にドクターストップかけられてる人間は果たして健康か?)、「推しカス」と同義の言葉が浸透しないかなと思っている。推し活に多額の金と時間を突っ込み後に引けなくなっているまさしく私のようなダメ人間。自分の生活における優先順位が『留年しない最低限の学校生活>推し>サークル>バイト』なので推しのライブ等とサークルのイベントが被らないか日々ビビりながら生きている。実際に夏のライブツアーの遠征で貯金を全部ぶっ飛ばした故にサークルの夏合宿を金欠を理由にキャンセルしたという前科持ちだし、今後のもうすぐ卒業する先輩とこれを逃したらもうできる機会無いかも!ってバンドのライブを「今のところ何事(※推しのライブ)もなければ行けます」って優先順位が透けて見える最悪な言い方をしている。酒カスヤニカスパチンカス推しカス。でもこれだと推しがカスみたいな言い方になってしまうので何か他に良い感じの表現を探したい気持ち、ある。流石に推し活を理由に金を借りたりクレカ滞納したりするほどのクズにはなりたくないと思っているが……いやでも生活費と趣味費を同じ財布にしてしまえば生活費が足りなくなったと言っても間違いじゃないよな……

 もうすぐ街がクリスマス仕様になり始めるころかと思うけど、大学生になってひとつ学んだのは「自分、絶対恋愛しちゃいけないタイプだ」ってこと。この歳になると周りも恋人持ちが多いし我らが理系大学にはちょっとサシで話したりご飯食べたりするだけで勘違いしちゃう可哀想な男も少なくないですが、私、本当にこれやっちゃいけないというかできないと思い知った。恋愛感情がわからないとか自分に自信がないとかそういった少女漫画的理由などではなく単純に、たとえ恋人だったとしても自分と推し以外の人間に時間と金を割くの、イヤー!(最低)実は一年位前に前述のような勘違い男(良いヤツだがただただ身の回りの人選が下手すぎる)に言い寄られた(?)ことがあったのですが、誕生日にそこそこ高いプレゼントを貰ったにも関わらずそれと同等の金額のものを返すのが嫌すぎて相手の誕生日の直前に縁を切るなどした。自分から今度遊びに行きたい場所あるって言ってたのにそれも全部無かったことにして。我ながら最低すぎる。最近はそのスワロフスキーのネックレスがメルカリでいくらで売れるか考えている。自分宛のプレゼントを推し活の資源にするの、気持ち良すぎ。推しのために身の回りの人間関係を蔑ろにすることに快感を覚え始めたらいよいよ終わりだと思いつつ、そんなゴミオタクに理解がある人間とだけ付き合っていきたいよなとも思う。そもそも推しという存在がいながら他の人間にうつつを抜かすこと自体ありえね~!金も時間もそして何より人を愛するという感情も推しに全ぶっぱしてるから他人への分なんて残ってねえ~~!!学生時代の恋人なんて大半が別れが来るものだけど、俺は推しに人生を誓ったので……(推しと人生の話は前回のブログをチェッキー!)

 そんなこんなで、「推しおよびオタク活動に熱中するあまり生活の他の部分に悪影響を及ぼしているダメ人間」を形容する言葉を私は早く知りたい。推しカスは推しがカスみたいなので嫌です。酒もタバコもギャンブルもやらないし、手元に何も残らないそれらとは違ってペンライトもマフラータオルもアクリルキーホルダーだってこの部屋にあるし、一応軽音サークルのバンドマンだし、何よりニンゲンには欠点の一つや二つあるし、このくらい許されたいよな!(終)

 

 いつもより人を選びそうな最悪な内容になってしまったことを深くお詫びします。バンドマンなので許して。何かあればマシュマロまで↓

marshmallow-qa.com

「なんでもいい」って言わないで

 お久しぶりですこんにちはぜりーです。最近は某感染症に敏感になりながらの推し活とドラムと労働とでなかなかに気の休まらない夏休みを過ごしております。先日怒涛の推し活期間が落ち着いたのでその振り返りでもしようと思います。

 先に8/14の某ゲーム配信界隈大運動会の話。ああいう感じのイベントは初めてだったので結構新鮮で楽しかったです。個人的には、会場でペンライトを振っている人がまばらにいたんですがそれがほとんど歌い手オタクで青と赤がやたら多かった(出演してたのがそさんと月くん)のがお里が知れて面白いなと思いました。会場で大声こそ出せないものの爆笑シーンやスーパープレイが出たときにはどっと笑い声や歓声があがっていたので、このご時世でもマスク越しで感情を共有できるようになってきたんじゃないかなと。思ったより会場と一体になって楽しめました。推しの率いる青組2連覇おめでとう!乱入者なんていなかった。

 そして推しのライブツアー……これがまた大変だったんだ……色んな意味で……。

 7月後半~8月前半にかけて行われたツアーで、8月は夏休みだし貯金も無いわけじゃない(尽きても働く時間はある)から時間とお金の許す限り会いに行きたいな~~!!!(躁状態のオタク)と、思い切って東京公演に加え名古屋公演のチケットを取りました。この時点で交通手段やその費用さえ調べていない。調べたのは大学の学年暦のみ。オタクの思い切りの良さほど怖いものはない。推しの存在はプライスレスだし、お金の都合なんてそれと比べればちっぽけな問題。理系の端くれとして数学および算数が苦手なのはずっとコンプレックスに思っていたけど、推し活において一番の武器は数値計算能力の無さですからね。推しができたら次にやることはファンアート漁りと家の電卓を全て捨てるところから始まる。今時スマホ以外で計算機使うやつはいません。ダウト。

 そしてライブチケットが名古屋と東京どちらも当選したことを確認し(本当に当たりやすくなったものです、界隈が”厳選”されてゆくのを感じます)、それからしばらくしてはじめて「そろそろ交通と宿調べないと早割取れなくね!?」と気付きなんとか高速バスとホテルを確保。自分の中にあるのが宮崎~東京の飛行機の相場だったので、高速バスの安さにめちゃめちゃ驚きました。交通費と宿代合わせて予想の半分くらいに収まった気がする。なおそれ以外に費用がかさみまくったのですが……

 しかし7月は理系大学生としてしっかり怒涛の試験期間を乗り越え(もう何回徹夜したかわからない)、夏休みに入って参戦服買って青にインナー染めて推しの女(またの名をオタクのすがた)に華麗に変身したのちすぐ8/2~8/4の二泊三日名古屋遠征にレッツゴー!インナーの青がめちゃくちゃ綺麗に入ってほんとに美容師さんありがとう。前回白→青ときて、「寒色系がお好きなんですか?次ラベンダーとかどうですか?」って言ってくれたけど残念ながら青と白以外にするつもりはないんだ……なぜならオタク・所属・アピールのためだけに髪を染めているので……

 初めての高速バスはほんとに修学旅行のバスを想像していたので(伝わるよね?)、ちゃんと隣の席との仕切りがあったり寝る用の頭カバー?(ベビーカーのアレ)があったりして意外と至れり尽くせりじゃん!と感動しました。でもさすがに東京~名古屋の5.5時間は休憩込みとはいえかなりしんどかったので、これが限界かなと思います。これより距離があったら大人しく新幹線か飛行機取った方がいい。

 そんなこんなで名古屋に到着したわけですが、名古屋、地下鉄がなかなかに複雑……。あとライブで推しが「名古屋駅ってなんか渋谷に似てない?」って話をしてて、そのとき会場のみんなは「う~ん……?」って感じだったけど私はなんとなく分かる、分かるよその気持ち。1日目は昼過ぎ~夕方ごろに着いてホテルにチェックインして、長時間バスに乗ってそこそこに疲れていたので部屋のソファーで死にかけながらその日の夕飯を検索。どうせなら味噌カツを食べたかったので、近くの有名そうなお店に観光がてら歩いて向かうことにしました。名古屋は運転が荒いらしいという前提知識からのバイアスかもしれないけど、やっぱり心なしか横断歩道を渡るのが怖い、かもしれない。せっかく推しに会うために遠征してきたのにここで死にたくない。せめて轢かれるならライブ後がいいですお願いします。でも東京公演もあるからやっぱりナシで……。あと味噌カツはめっちゃ美味しかった。量が多くてしんどかったことに年齢を感じました。でもほんとに美味しくて名古屋3日間全部味噌カツでもいいくらいでした、もったいないからやめたけど。ちなみに次の日の名古屋公演で偶然会った福岡住みのインターネットオタクフレンズは「味噌カツ前食べたけど、私はソースでいいかな…って感じ」って名古屋駅のホームで思いっきり言い放っててめちゃくちゃ好きでした。やっぱりあのスーパーマイペース自由人のオタクを長年やってるだけある。オタクは飼い主に似る。

 そして来たる8月3日、ライブ当日!!インナーを青に染めたのは前述しましたがこれがまた髪をハーフアップにしたときのかわいさがえげつなくて、今回の参戦服がなかなかお気に入り+それに合うメイクが思いのほか上手くいったのもあって「今日の俺、最強!!!!!」と自己肯定感爆上げ浮かれオタク。でもあのときが確実に19年今まで生きてきた中で一番垢抜けてかわいくなれた瞬間だったと思う。現場があるごとにメイクが上手くなっていく。裏を返せば現場以外の日常メイクが死ぬほど適当。自分の中ではメイクというよりもはや「オタクのすがたへの変身」というつもりかもしれない。現場に行くまでの準備で自己肯定感とワクワクが最高潮になって、家を出て会場に近付くにつれて同じ現場に行くであろうめちゃくちゃかわいい子たちを目の前にして自信をなくすまでがワンセット。今回は電車を出てすぐに「それっぽい子二人組」がいたのでその子達についていくだけで地図を一回も開くことなく会場に到着することができました。現場は「それっぽい子」についていくに限る。全員家からライブTシャツ着て来るかクソデカ痛バ持って歩いてくれ。

 会場に着いてからは物販行って、今回はグッズを8000円以上買うとお見送り会参加券が貰えるとかいう悪徳業者仕様だったので(大体毎回欲しいものをリストアップするだけで10000円は超えるんだけれども)ちょうど8000円ちょいになるくらいまでグッズを買い。初めて缶バッジくじでシークレット絵柄を引けて「やはり、今回の私、””持ってる””な……」と思いました。なぜならチケットが発券されたときの座席もなかなかに良番だったから。物販を並び終わってから開場まで4、5時間あったので本当は会場周辺を観光したかったのですが、あまりの暑さに会場を出る気になれず断念。物販および待機場所が室内で本当に良かった。推し、晴れ男すぎる。暇つぶしのための小説もホテルに置いてきてしまったので(本当にどうして?)、ただ携帯をいじったり座ったまま目を閉じて半分寝たりしてひたすら無益で虚無な待ち時間を過ごしました。あの時間は本当に何だったんだろうな。いつになったら開場直前にちょうど物販買い終わるような完璧なタイムスケジュールを見積もることのできるオタクになれるんだ?ハウツー本があったらぜりーまで教えてください。コメントかマシュマロで待ってます。

 そんな無益で虚無な4時間を終え、やっと開場時間に。座席がどのへんかは事前に調べて大体わかってたけど、やっぱり近い……!!!!!(最前から16列目)しかも慣れ親しんだ市文に形がすごく似てるから、なんか、ここが家ですか?50回くらいここ来たけど?えっこんな至近距離で推しが見られるんですか?合唱コンクールより近いじゃん……しかもコンサートホールだからアリーナとかいう凶悪な概念無いし。一番前から全部傾斜ついてるし。最高か?地方公演また絶対行きます。

 ライブの開場時間から開演までの間ってビックリするほど短いですよね。あの瞬間が生きている中で一番短い1時間だと思います。いやライブ中の方が短いわ。やっぱり嘘です。待ち焦がれた瞬間はすぐにやってきて、推しらしいメルヘンでかわいらしい音楽が流れ出して、え、??????

 衣装、かわいすぎんか???????王子?王子おるけど???????エ゛ッ……………………これが33歳………………?何進法で33歳って言ってる?6?7進法くらい???疑っていこうな、世界……………

 そして最初の曲がめちゃくちゃかわいい~~~~~~!!!!手拍子、かわいい~~~~~~~~!!!!!!いつか広辞苑の編集者になって【可愛い(かわい-い)】の説明欄にこれを載せて上司に呆れられたい。作業が終わらなさすぎて深夜テンションがキマってもう意味が分からない。でも、今回の衣装、マジで過去イチで好きなので、衣装展示待ってます。東京公演のレポで王子衣装抜いてくれたナタリー、お前を一生愛す…………いやどうしてAtRのライブレポで毎回背中合わせの写真抜いてくれないんですか?キレそう。

 今回はほんとに席が近くて、初めてライブ中の表情が肉眼ではっきり見えたので終始大大大満足だったし、セトリも大優勝でもう、俺、ここに来てよかったよ……推しに触れるたびに推しのこと、好きだな……という実感が増えてゆく。推しのこと好きすぎて、どうしようね……(定期)地方公演、箱が小さくて必然的に推しが近くなるし、人が少ないから物販も混まないし、観光もできるし、完全に味を占めてしまった。楽しすぎる。ただお金と時間は飛ぶので、また推しのために長期休みバ畜野郎にならねばならない……。でも東京公演より何倍もストレスフリーで楽しい(この数日後東京公演で地獄を見ることになる)。あれ?東京に行けば推しに会えると思って上京したのにどうして地方にまで追っかけしてるんだろう?夏休み子ども科学電話相談に電話したら解決してくれるかな。

 そのあと例のお見送り会に参加するわけですが、前述のトンカツはソース派お姉さん(2か月前に相方の東京ドームに一緒に行ってくれたインターネットオタクフレンズ)が斜め前くらいの座席にいて思わず声をかけたところ、「エッ近い!私も一人でめっちゃそわそわしてるんです~!一緒に行きましょうよ~~!!」ってすごくフレンドリーにしてくれて二人で2、3メートル先にいるライブ後の推し(とてもかわいい)にバイバイしてから一緒に喋りながら駅まで行って電車に乗りました。まさか会えて最後まで一緒に帰ってくれるとは思ってなかったのでとても嬉しかった。やはり趣味を共有できる友達というのは、良い(よい)……。ライブって推しに会えるのはもちろんだけど同じ推しを推す仲間たちと同じ時間と空間を共有できるのも前者に負けないくらい好き。あと翌日の空いた時間で行った科学館と宝石展は化学科大興奮大満足の内容でした。東京で常設してくれ…あの展示の総額、多分私たちが想像できる金額より桁が5個くらい多い気がするからどう考えても無理。

 そして名古屋から帰りほぼ一週間後の東京公演、ここで予想外の事態が発生するわけですがその前に。会場近くに到着したときに、何か違和感があるなと思ったんですよ。会場に近付くにつれて”っぽい”人たちが増えていくのが割と好きなんですが、何か、イメージカラーと雰囲気と年齢層が違くね?何事???と思って原宿駅から代々木体育館まで歩いていたら途中のすぐそばになんと某いちごの王子様だか何だか知らんが他歌い手グループ様のイベントがやっているではないですか。同じ歌い手とはいえ世代も活動スタイルも両極端にある活動者の盲目他担拒否過激派オタクがお互いを良く思っているわけもなく(※偏見)、カラフルでフレッシュな小中学生とそんなガキを見下す青色の大きなお友達が入り乱れるカオス空間・原宿駅西口、こ、ここが令和の地獄ですか?神様……どちらかというと歌い手は平成の文化なんだよな……輪をかけて地獄だな……「せめて某船グループにしろよ~~」って話してたお兄さん二人組、絶対こっち側の人間で面白すぎる。向こうのファンの方々、本当に、申し訳ございません。今後とも仲良くしましょう。それにしても代々木体育館、マジで日陰がなくてグッズとフードの物販に炎天下の中数時間並んで開場前に息絶えるかと思いました。オタクにも、体力、必要……。スタッフさんはもっと大変だっただろうに感謝しかない。もう二度と来たくねえよとうんざりしていたけども3日後にまたここ来るんだよな……という絶望に打ちひしがれていました。頼むから全ライブ会場で物販を室内にしてくれ。

 代々木体育館は縦に長い会場で、ライブのかなり前から「アリーナ後方とか絶対何も見えないし1、2階席よりハズレじゃんw」とかほざいてたら3日前のチケット発券で本当にアリーナ後方を引き絶望。安定の座席運の無さ。終わりだ……まあ名古屋と足してプラマイゼロってところか……いや行けるだけ幸せなことだし……と自分を言い聞かせていたのですが、いざ始まると自分の席が通路に面していたのもあって意外と視界が開けている、これ、意外と、いける……!!!と嬉々としてライブを楽しんでいた途中。事件は起こる。エッ、ト、トロッコでアリーナを一周!?!?!?!?しかも止まって、エ゛、バックステージ…………!?!?(アリーナ後方なのでめちゃくちゃ近い)極めつけはこ、このイントロは、ゆ、ユラユラ…………(夢か?) 本当に表情どころか衣装の細かいキラキラまで鮮明に見える距離で、こんなんアリーナ前方より大優勝じゃん……かわいいねかわいいねウワッこっち見ないでいややっぱ見て!!!!!(ペンラで顔を覆う限界オタク)バックステージで2、3曲歌って、あっもう帰っちゃうのか……と一旦落ち着けたと思いきや、あれもしかして行きの通路から考えてこの私の3列前の通路、帰りのトロッコ通過したりします???エッッッ本当に近づいてくるんだが!?!?マジ!?アギャ……いや近い近い近いって目が合っちゃうよ!!しかもちょうど曲がり角のところだったから言わば少しだけ待機時間が長いわけで、ほんとに目が合う距離だった、いやそんなファンサするような人ではないのですが、もうそれはそれはキラキラしていて、トロッコでアリーナの後ろから正面ステージに帰っていく煌びやかな背中を視線で追いかけていたとき、人生…………と思ったんですよね。将来就きたい職業だとか、大人になったらこんな生活を送りたいだとか、新しい家族は欲しいかとか、世間一般で言う「人生」って多分そういうものだけれども、でも、確かにこの瞬間が、私にとっての人生だなって思った。一生懸命バイトしてお金貯めて、ときには遠征もして、自分ができるありったけのかわいい恰好に変身して、共通の趣味を持つ大好きな仲間と一緒に、大好きな人を全力で追いかけるこの瞬間が一番好きだし、この瞬間にいる自分が一番好き。推しが人生、だなんてよくあるオタクの過剰表現だと思われるかもしれないけど、こんなの、人生に決まってる。だって私の一番だから。人生って、前述のような真面目なものでなくても、その人がそう思えるものなら何でもいいんじゃないかな、と思う。

 母親やそれにあたる人から今日の晩御飯は何がいい?って訊かれたときに、「なんでもいい」と答えた経験はありませんか。私はめちゃくちゃあります。というかほぼそうです。そしてそれは大抵、相手を困らせる。なんでもよくないのよ!と言われる。あまりに自由度が高すぎるものは逆に行動のしづらさを生むから。でも、なんでもいいものはなんでもいい、とも思う。だってなんでもできるもの。まだ成人すらしていない、こうやって母親を困らせてばかりのガキが人生について語るのはきっとナンセンス。だけど、人生ってたぶん、今日の晩ごはんと同じくらいなんでもよくて、なんでもよくない。(終)

 

 今回は長くなってしまいましたが読んでくださりありがとうございました◎何かあればマシュマロまで↓

marshmallow-qa.com

パインアップルは涙の味

 東京ドームからの帰り道で買ったポムポムプリンのパイナップル味のグミ。翌朝に食べたけど、あんまり、美味しくなかった。
 当日は頑張って泣かなかった。推し本人も、湿っぽい感じじゃなくて楽しく終わりたいから今日は泣かないんだ、って言っていた。声が震えたりとか泣きそうな素振りも全く見せていなかったけど、立派な人間のはずなのにどこか頼りなくて、生放送でも時折涙声になっちゃうような今までの推しの姿を思い出して、今になってノートPCの前で泣いている。あんまり美味しくないグミを食べながら。ほんとに、強く大きくなったねって、かっこよくなったねって、親じゃないけど。何なら10コ以上年上だけど。私はそこまで古参ってわけでもないしオタクとして古参・新参の価値観はあんまり持ちたくないけど、もう結構長い間推しのことを応援してこれて本当によかったと思う。もっと早く知りたかったとかもっと前からライブ行きたかったとか、よくばりは止まらないけど、中高大と大事な(?)青春時代をずっとずっと一緒に歩いてきてくれて、この人格形成に大切な期間にずっと共に過ごしたものなんて、人生と言っても過言ではないと思っている。実際推しに出会って人生狂わされた場面ってきっとめちゃくちゃある。みんなも推しに人生狂わされてけ。
 この話は前にもした気がするんだけど、私は推しのことを『自転車の補助輪』だと思っていて、これはどういうことかというと、補助輪がなくても一応は自立して進めるし進む道は自分で決める。だけどそこに段差があったり障害物にぶつかったときに転ばないように支えてくれて、すぐそばで人生を一緒に進んでくれる補助輪のような存在が推しだった。今もそう。
 推しが紅白出場とか活動休止の発表をしたとき、Twitterの大学垢で友達から「フォロワーの安否確認に来た」って言われた。私が歌い手の限界オタクだってことを仲の良い人は知ってるって感じなんだけど、「まふまふ」が第三者からした私のアイデンティティになっていること、なんだか誇りに思う。勝手に他人を自分のアイデンティティにするな。未だに胸張って歌い手が好きです!って言うのに抵抗があるどうしようもない趣味コンプおばさんだけど、そんな自分とも少しずつ、お別れできる気がするよ。本当に私は、推しのオタクでよかったし、幸せだし、この事実を誇りに生きていきたい。推ししか!!!!!勝たん!!!!!!!!!!!!!!!!!お前が一番だ!!!!!!!!!!!!!こんなかっこいい推しを全力で追いかけてこれたこと、人生の誇りです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 東京ドーム翌朝にやっていた作業を途中で止めてしまってこのあたりから再開しているのだけど、時間が経つにつれて、いつも夕方に楽しみにしている一日一回の推しのツイートが無いこと、無言でyoutubeに投稿される歌詞表示すらない新曲の静止絵動画、(ついでにちょっぴり病んでる相方)、覚悟はしていたつもりだけど本当にすぐ眠っちゃうんだなって寂しくて寂しくてたまらなかった。ライブで散々惚れ直させておいてそんなのひどいよ。もっともっと応援したくなったよ。もうアルバム何年出してないの。神楽色2019年って見てびっくりしちゃったよ。私は「いつ推しが活動をやめようと、今まで貰った作品やそれに伴う思い出が既にお腹いっぱいなほどあるから大丈夫生きていける」って綺麗事を抜かしていたのだけれど、そんな簡単なことじゃなかった。大好きな作品たちとその思い出が沢山沢山あるからこそ、綺麗であったかくてずっと抱きしめていたいものたちだからこそ、もったいなくて仕方なくて、ここで終わりにしたくない。新しいぬいぐるみが欲しくなる。机の引き出しに引っ掛けた、日に日に増えていくペンライトが恋しくなる。補助輪だってきっと、新しいものに替えないとやがてはボロボロになる。自分が一番欲張りになってしまうものに対して綺麗事なんて通用するはずがなかった。
 推しは何度も私たちに本当にありがとうって言ってくれたけどありがとうを伝えたいのはこちらのほうで、推しがこちらに思ってくれてる感謝の気持ちに対して、こちらは5万人分の、ライト層のライブ楽しかったな~って気持ちからオタク11年選手のクソデカ激重感情までそれぞれ全員異なったありがとうを抱いているんだよ!!!と伝えたい。ライブの内容自体には後日有料配信があるからあまり触れないつもりなのだけれど、個人的には一番好きと言っても過言ではない大大大好きな曲を1日目それもアンコールのラスト、ペンライト思いっきり振っていいよ!!って言って歌ってくれたことが本当に本当に感謝しかありませんでした。ありがとう…ありがとう…オタク成仏できます…有事の際には葬式で流してくれ………
 5万人の中でも本当に何もできない無力なオタクだけど、せめてもの感謝として、ずっと良い子にして待っていよう。そして、また帰ってきたときにおはようって言おう。それまでは、彼が何歳になるまで女の子になってくれるか否か考えることにしよう。
 ねぼすけな推しが目を覚ますときにはとっくにあの美味しくないグミは店頭に並んでいないと思うけれども、そのときにはたぶん、パイナップル味のグミはもう少しおいしい。

(終)

 

読んでくれてありがとうございました◎皆様も後悔のない推し活を!

例のごとく何かあればマシュマロまで↓

marshmallow-qa.com

宛らCITY GIRL

 お久しぶりですこんにちはぜりーです。最近はおかげさまで友人に恵まれ、毎週何かしらの予定が入ってそれなりに大学生らしい楽しい生活を送ることが出来ています。なお口座残高は考えないものとする。

 その中で昨日は東京ソラマチの推しのコラボカフェ・スタンプラリーに行ってきたのですが、それは比較的どうでもよくて(よくない)、なんと長年お世話になりまくっているTwitterのフォロワーさんに勇気を出して声をかけて同行してもらったんですね……その方も”上京したら絶対会いたい人リスト”のうちの一人だったのでまた小さな夢が一つ叶ってとても嬉しかったです。長年付き合ってきた気の合うフォロワーが実際会ってみたら若造コミュ障芋女でホント申し訳なさすぎるなと思いつつ。もっと垢抜けたい今日この頃です。ちなみに青いカレーを食べたのも初めての体験でした。それはそれとして、やっぱり、行きたいイベントに電車乗ってすぐ凸できる東京って、すごいや……

 

 さて、上京してからそろそろ一年経つけれども、以前から憧れていた場所・会いたい人・やりたいことをこの一年で怒涛の勢いで回収して初めての経験を沢山できたのはやっぱり東京に来て一人暮らしを始めたから、であろう。

 ずっと、都会に憧れていた。前述したことが何の障害もなくできるから。今まで地方在住であるせいで諦めたことが数えきれないほどあるから。何よりも、自分がやりたいと思ったことに対して楽に足を踏み出せる、「何でもできる無敵感」を手に入れたかった。やっぱり、何かをする機会や場所というのは都会の方が圧倒的に多いから。まだまだ私がやりたいこと、経験してみたいことは沢山沢山あって、いちいち陸の孤島から飛行機に乗って日本中駆け回るにはお金も時間も足りないから。一旦上京して一人にならないとそれらができないのは、ある意味逆に行動力がないとも言える。

 最近思うのは、私は推し活をしているときの私が一番好きだな、ということ。友達と一緒に笑いあっているときの私とか、楽器を演奏しているときの私もまあまあ素敵じゃないかなとは思うのだけれど、推し活をしているときのような「自分の意思で、自分の力で、自分のやりたいことをして、自分を幸せにしている自分」が一番輝いていて充実していて自己肯定感が上がるな、と思う。自分が東京に来てやりたかったこと、なりたかった自分はこうじゃないのかな、とも。

 しかしこのままだと地方在住読者のみなさまに喧嘩を売る上京はいいぞbotになってしまう。そういうことをしたいわけではなく、この記事の意図はむしろ逆なのでここで弁解させて頂きたいのだが、私が好きな自分はあくまでも「自分がやりたいことを自分で実現する自分」なのであって、「東京にいる自分」ではないということに気が付いた。自分のやりたいことを実現しやすい場所が自分にとっては東京だったというだけの話で、その人の夢の実現に適した場所はその人によって違うとも。

 それなので、私が憧れていた人間像は「自分のやりたいことを自由にできる人間」であって、「都会に住んでいる人間」ではなかったのだ。上京して都会の便利さ素晴らしさを一年でこれでもかというほど体感した側の人間だけれども、地方であっても自分の夢に適した場所でそれを実現すべく奮闘している人も沢山いるってことを忘れずに生きていきたい。そういう人びとは、生活している地域に関係なく眩しいほどに輝いていると思う。宛らシティボーイ・シティガールである。どこにいても。(終)

 

 P.S. それはそれとして都会生まれ都会育ちでその有難みを全く理解できていない大学の同級生は処す。

 

 最後まで読んでくださりありがとうございました◎何かあれば以下マシュマロまで↓

marshmallow-qa.com