ぜりーとゼラチン工場

限界大学生の思考掃き溜め

水曜夜のトム&ソーヤ

 お久しぶりですぜりーです。一週間前に大学がやっと夏休みに入り、怒涛の限界生活から急にニートになってしばらく燃え尽きておりました。今日も今日とてまだ夏休みに入ってない他大の友達を横目に食う飯がうめえ。ちなみに毎日余裕で10時間超は寝てるしバイトは社会不適合すぎて受からない。夏休み中の無職大学生、人生で最強のステータス……!

 さて今回は、例の映画都会トムを三日間で二回観に行ったよ!というお話。この作品に対するクソキモ激重感情は一つ前の記事で話していますがマジで気持ち悪いので閲覧注意。故にリンクは貼りません。

 まず一回目は以前ブログで紹介した↓小6から7年間インターネットで付き合っているチャレ友という名のインターネットフレンズの一人と。

 

cometcaramel8.hateblo.jp

  いや~、インターネットフレンズってのは本当に実在するんですね(そりゃそうだが?)。まずはチャレ友が変なおっさんじゃなくて安心した、ちゃんと同い年の素敵な女の子だった。最初に対面したとき「はじめまして~ww」とおふざけ半分で挨拶したのだが、知ってるはずなのに知らない、知らないはずなのに知られている、すごく不思議な感覚だねという話をした。流石に一応初対面なのでインターネットの距離感で話すわけにもいかず、昔からのチャットと初対面の会話の距離感が全然違うのが面白かった。例えるなら、小さい頃に遠くに引っ越してしまって一応連絡は取り合っていたけど大人になった姿は全然知らない幼馴染に10年ぶりに会ったみたいな感覚?(長い)ずっと会いたかった人に会えたという事実はもちろん、パソコンの前の世界にのめり込んでいた小学6年生のあのころ、画面の向こうのみんなに会いたい!お話してみたい!と実現不可能な夢だと思っていたことを本当に実現できたこと自体がとても嬉しかった。こういう時に、東京に来てよかったと実感する。この話はまた他の回で書きたいと思っているけど。あとは相手に5億年前のハンネで呼ばれたこととブログの読者ですって言われたことがマジで恥ずかしかった。他人に読まれて恥ずかしいブログを書くな。

 さて一回目の映画都会トムは、本当に映画の内容が「ウワ~~~~!!!都会トムだ~~~~~!!!!」すぎて終始ううう~~;;という顔になっていました(何?)(趣味ブログにも満たない語彙)。何なら後半はずっとバカ泣きしてたし。まず中学生二人の夢に向かう熱い想いとひたむきな姿が純粋に心にきたし、具体的に言うとネタバレになってしまうけど「そうだよなお前はここでこうするよな~~~~!!!原作解釈一致~~~~~~!!!!」「この台詞が実写で観たかったんだよ~~~~!!!!」となる場面がたくさんあってさらに限界になっちゃった。公式と解釈が一致したときのオタクの感情だけ詰めてAmazonで売ってくれ。あとAbemaドラマで肩慣らししとかないとあまりの登場人物再現度に映画館で暴れるところだったので先にドラマ放送してくれてよかったありがとう。初回のドラマを観たときは自宅の部屋で暴れた。

 なお原作がデカい作品の実写化はなかなか原作ファンを満足させるのが難しいイメージがあるし正直私も友達も若干の不安はあったけど、都会トムに対しては全くの杞憂だった。原作完全再現とまではいかないものの原作をちゃんと大事にしてくれてなおかつ映画オリジナル設定も活かしてくれる絶妙な匙加減で、むしろ初見さんより原作ファンの方が楽しめるような映画だった(色々詰め込まれすぎて原作未履修だと振り回されるかも?)。映画が終わった瞬間にこれは最低でももう一回はリピだな…と思った。そしてそしてあの二人のクソデカ関係性を96分の映画にうまくまとめてくれて、本当に、ありがとう……二人の冒険と友情に、乾杯……

 そしてその二日後に二回目の鑑賞!これは都内某所での出演者登壇トークショー付き上映会だったのだが、前日の夜にまだチケットが間に合うと聞いて衝動的にコンビニダッシュした。どのみち二回目いつ行こうかな~と映画館探してて、たった二週間で上映が終わってしまうという情報を知ってひっくり返っていたので丁度良かった。夏休み中の無職大学生、人生で最強のステータス……!(2回目)到着してみるとなかなか客層が謎で、本当に都会トムのイベントか?勘違いしてるのか?と思ったけどどうやら登壇する子役くんのファンさんだったみたいで、中学生男子アイドルのファンっておじさん層も多いんだなと、また一つ世界を知った。出演してる子役くん達がそれはそれは微笑ましくて私もトークショーめちゃめちゃ楽しませてもらったし彼らの将来に期待大なので是非ご教示願いたい。あと役者のファンさん方は感想ツイートにめちゃめちゃふぁぼくれたり映画をきっかけに原作も履修してたくさん楽しんでくれたりする人もいて原作ファンからしたらとてもうれしい、ありがてえ、熱が、す、すごい…!ポニョ、狂ったオタク、好き!!!!

 そんなこんなでトークショーでニッコニコした後は通常の映画が上映されて、二回目でより細かいところまで落ち着いて観れたのと隣の子役くんファンさんが可愛い演技シーンの度に肩を揺らしてニコニコしてくれるのとで何なら一回目より楽しめた(あとこっちの方が映画館がデカくて音響が5億倍良かった)。映画が後半に向かうにつれて、二人の青春のまぶしさが、小学生の頃都会トムの本を開いたときのあのワクワクが、そして水曜日の図書室での思い出が一気に押し寄せてきて、私は小中学生の頃にあまり良い思い出が無いのだけれど、大学生になった今そんな過去を清算してくれる作品に出会えた自分はなんて幸せなんだろうと胸がいっぱいになってしまった。青春をインターネットに費やした私が、少年少女の心を失わず青春ゾンビにならずに過去の色々も結果オーライかなと思えた。それがどんなに有難いことか。これは都会トムのおかげですありがとう。

 映画が終わって小学生の頃の思い出と大学生になってまたそれを思い返すきっかけをくれた都会トムへの感謝とでクソデカ感情の洪水になっていたのだけど、会場が渋谷&終了が結構遅かったのとでエモの感情に浸りつつ急いで帰らねば!夜の渋谷コワ!と混沌のスクランブル交差点を一人小走りで駆け抜けた。夕方の河川敷を二人全力で駆け抜けるキラキラ青春映画を観た直後に大人になってしまったノスタルジーを語った曲ばっかりシャッフル再生で流してくる自分のiPhoneにキレながら、道端でキャッチのチャラいお兄さんに絡まれかけてそういう面でも大人になってしまったなあと思いながら、水曜の夜、私は清々しい気持ちで夜の京王線に揺られるのであった。(終)

 

 読んでくださりありがとうございました。管理人へのメッセージはマシュマロまで↓リクエストは気分で通すのでご容赦を~。

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水曜日のトム&ソーヤ

 小学生の頃の私は、図書委員だった。毎週水曜日の昼休み、学校の図書室のカウンターに座って貸出・返却の作業をする仕事。私は本が好きだし、そもそも友達が少なくて昼休みは図書室にこもることが多かったし、委員会の仕事があるって言えば昼休みのめんどくさい色々を回避できたから結構、いやかなりこの仕事は気に入っていた。まあそんなことはどうでもよくて。

 それ以上に何より、水曜日の昼休みの図書室のカウンター、隣には同じ図書委員の初恋の男の子がいた。

 図書委員の毎週のカウンター当番は曜日ごとに2~3人組で割り当てられていて、私たちの班は3人いたはずだけれどもう一人はサボリというか、まああんまりまじめに来る人じゃなかったから実質だいたい私と彼の二人。

 小学校の図書室とはいえ、大体の子は昼休みの最初にパッと本を返して走って遊びに行ってしまうので暇なときは暇である。そういう時はだいたい二人してカウンターに座ったまま自分で借りてきた児童書を読んでいた。彼は運動がすごく得意でグラウンドでケイドロでもすればたちまちヒーローになれるのに、何故かじっと座って本を読むのが好きなようだった。彼の友達はみんな本なんて読まない、ずっと外で遊んでいるような活発な子たちだったから本当に不思議で、そういうところも魅力的だった、のかもしれない。確か頭も賢かったと思う。まあ私は何より顔が好みだったんですけれども。

 図書室のカウンターに座って本を読みながら、どの本のシリーズが面白いとかはたまた隣のクラスの誰と誰が両思いだとか付き合ってるとか、そんな他愛ない話をしていた。実は小学校高学年になって委員会の仕事をし始める数年前、本当に低学年くらいのころに何をどう間違えたのかおませさんな彼は私に付き合ってくださいと告白してきたことがあったから、彼にそういう昔の恋愛の話をすると若干嫌そうな恥ずかしそうな顔をした。面白かった。ちなみにその当時の私は付き合うとか全然わかんなくて恥ずかしくて速攻で断っていた。もったいなかった?どうだろう。

 そんな彼が特に好んで読んでいたのがかの有名な児童書「都会のトム&ソーヤ」だった。私におすすめもしてくれて、その話も沢山した。読んだことがある人も多いだろうが、自称”ふつう”の中学二年生の内人と、そのクラスメイトで天才的な頭脳を持つおぼっちゃまの創也の凸凹コンビがRRPG(リアル・ロールプレイングゲーム)の世界で大冒険を繰り広げる物語である。あの二人の冒険のワクワク感はもちろん、実用的でカッコイイサバイバル知識が男の子には更に刺さるのだろう。もちろん私も大好きで、図書室に新刊が入ったときは仕事の目を盗んでこっそり引っ張り出して読んだものだった。

 どうして突然こんな痛い昔話を始めたのかというと、二年前ほどにその「都会のトム&ソーヤ」が実写映画化するというニュースを聞いたからである。私はこの作品自体ももちろん大好きだが、それ以上にこの本には、水曜日の図書室のあの甘酸っぱい思い出が詰まっている。それが映画化のニュースを聞いて数年ぶりに思い出されて、残念ながらもう今は彼がどこに行って何をしているのかすら知らないけれども、彼も同じようにこのニュースを耳にしたのかな、そうだとしたらちょっとでも都会トムのことを思い出しているかな、流石に私のことは覚えていないかな、と柄でもなくエモーショナルな気持ちになってしまった。

 それ以来もう一度都会トムを読み直して純粋ではなくなってしまった自分に苦笑いしたり、コロナだの何だのの撮影延期にヒヤヒヤしたりしていたが、ついに今夏、劇場版「都会のトム&ソーヤ」が公開される。数日前に完成記念試写会があり、私は行けなかったのだが同じはやみねファンで一緒に映画行こうねと約束している友達(いつか話したチャレ友の一人)が一足先に観てきたらしく、なかなか期待できる出来栄えらしい。もうすぐ二人分一緒に注文した前売り券がうちに届く。

もう一度言うが、彼とは中学校から離れてしまってもう今はどこで何をしているのか全くわからない。多分SNSもそんなにマメなタイプじゃないと思う。再会するのはほぼ不可能だろうなと思いつつ、私はいつもより少しおめかしして映画館へ向かう。スクリーン越しに、あの頃夢中になった物語越しに、内人と創也に、小学生の頃の私に、そして君に、また会えたらいいなと思いながら。

 

(あとがき)

 今週も読んでくれてありがとうございました。実は、大学の長期休みに入ったらこのブログの記事を厳選・加筆して同人小説を刷る野望を立てています。それゆえしばらくマシュマロのリクエスト消化がしにくい状況なのですが、感想など何かありましたら以下リンクまで是非。

 P.S.ツイッターで予告してたライブ落選話はまだ行けないと決まったわけじゃないので出しません。次の二次選考で絶対当てるので。

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握り締めた馬券と青春の記憶

こんにちはこんばんはおはようございますぜりーです。また変な時間の投稿になってしまいすみません。最近は大学の狂気の課題に追われ、今週はブログ更新できないかも・・・とTwitterで弱音を吐いたところフォロワーさんから励ましのお言葉を頂いてしまいました、ありがとうございました。意外と色んなフォロワーがこのブログを読んでくれているらしい。恥晒しにも程がある。ほんといつもすいません。

さて、今回の題材はマシュマロから、「RPGFPSと格ゲーと乙女ゲーム」です。

これ、最初見たとき何???ついに私の元にもクソマロが????と思いましたが違いました。よく考えたらあの4人組のあの曲たちについての話ですね。ゲームは苦手ですがこれならばっちこいです。

まず一曲目、RPGこと「ロールプレイングゲーム」。某世界が終わるバンドじゃないほう。

今作業用BGMとしてこの4曲をプレイリストに突っ込んでぐるぐる聴いているのですが、RPGのインストが某Yahoo!の動画企画を思い出させてセンチメンタルな気持ちになってしまいました。毎年ゴールデンウィークの時期になると、JOYSOUNDで未公開映像を見るためにカラオケ店を4軒くらいハシゴした挙句その後普通にその映像がyoutubeで一般公開されるという世界一不毛な高2のゴールデンウィークを思い出す。あの公開期限の切れたシャブ動画たちはもう見れんのか?金は出すからせめて円盤売ってくれんか?一生涯7好3嫌で狂わせてくれんか?毎日俺に味噌汁を作ってくれんか?俺はお前を愛してるんだよ、なあ・・・

まあそれは置いといて、やっぱり最初のこの曲が一番4人の関係性の雰囲気がよく出てていいなあと思う。作曲者本人から「ずっとみんなで遊んでいたいよっていうツンデレ的な意味合いもある」って言葉を聞いた時は「お前・・・いつの間に人間の感情を・・・?」ってAIロボットの成長に驚く博士の顔になっちゃった。推しのことを人間だと思ってない節があるので。推しは自称人外なので許してほしい。

次に二曲目「エフピーエス」。

これは某FPSゲームとのコラボ曲ですね、最近の彼らは他のFPSゲームに夢中ですが・・・ゴホン。いきなり曲と関係無い話をするけれど、あのゲームのおかげで推し達の交友関係も活動の可能性も大きく広がって本当に感謝しかない。最近実際に歌い手界隈が再評価されつつある気がするし、歌い手が「歌が上手い」と褒められる時代が来るなんてニコニコ動画時代に誰が予想しただろうか?そして何より作業用BGMのストックが潤う。この配信ペースに慣れてしまった今もう昔に戻ることはできない。南無。

この曲は銃声とかリロード音のSEがめちゃめちゃ本格的で流石だなあと思う。特殊音源を使う時の大変さとめんどくささを知れたので大学でDTMサークルに入ってよかった。推しの音使い、”信用”なんだよな・・・(定期)

もちろん恒例の茶番も健在。ここだけじゃないけど事あるごとにポンコツぶる推しは何なんだ?何も可愛くないが?(悪口)まあ4人のキャラクターバランス的観点からしたらすごく良い役割を果たしていると思うのだが、そこまで考えているとしたら恐ろしいな・・・その謎を解明するため我々はアマゾンの奥地に向かった___(万能語尾)

さて、三曲目は格ゲーこと「必殺のコマンド」。

私はずっとこの説を提唱しているのですが、””仲の良い数人組がわちゃわちゃスマブラをしている光景””からしか得られない栄養がありませんか?絶対あるよな?
先日大学の友達が一人暮らしの奴の家に集まって泊まり込みでスマブラをしている光景をツイキャスで垂れ流していたのですが、あの気を許したグダグダの空気が美味しすぎて画面の前で100回くらい深呼吸しました。関係性オタクにとってスマブラは欠かせねえんだよな。

曲中でも「お互い背中を預ける関係にある二人が本気でバチボコに殴り合う(※ゲーム)」という構図が見えて口角がニッコニコになってしまう。関係性オタク、下手なBL漫画より男二人組のスマブラタイマン勝負から栄養を得がち。こう、容赦なく拳を交えられる熱い友情と信頼関係と勝利へのプライドの絶妙なバランスが・・・好きなんですよね・・・推し、関係性を描くのが上手い。好き。一生ついてく。

そして最後は乙女ゲー、「能力引継ぎで乙女ゲーの世界に転生した件についてwww」。

この曲ちゃんと冒頭がちゃんと乙女ゲーというかエロゲBGMっぽくて好きなんですよね(ド偏見)。エロゲやったことないけど。それっぽい曲ってあるよな。

全体を通してもそうだが、なんと言っても茶番の「前世はパソコンの前で歌っていました」「ボヤ騒ぎと波風を立てるだけ(炎上)」なんかのキレッキレの自虐ネタが最高。インターネット活動者の社会不適合者感からしか得られない栄養がある。その清々しさを誇っていけ。あと他の人は幼馴染とかクラスの不良とかロボットとかただのステータスなのに一人だけ”王子様”ってシンプルに上げられてるのいい加減にしてほしい。確かにプリンスだけども。そうか・・・プリンスか・・・(大宇宙)そして乙女ゲーなのに結局4人の友情に帰着してるのもいい加減にしろポイント高い。いい加減にしてほしい(n回目)。

ここまでRPGFPS→格ゲー→乙女ゲーときて次があるのかないのか、あるなら何なのか、全く見当がつかないがまあまた絶対良い作品と作ってくれるという期待がある。

何より、こうゲームやりながらバカやったりできる友人って本当に貴重だと思うし憧れる。大人になってもそういう存在がきっと心の支えになるし、いつでも少年少女の心に戻れるスイッチが、大人の汚い部分を忘れられる時間が、きっときっと大切な宝物になる。

皆様には、少なくとも推しのライブの抽選申込画面のスクショをTwitterに上げて「これが俺のウマだ」なんてほざく寂しいオタクではなく、大人になっても青春を思い出せる素晴らしい友人に恵まれた素敵な人間になってほしいと思います。小中時代をドブに捨てた私からの願いです。今からでも青春は遅くない。私もなんとか悪あがきしてみようと思う。夏の思い出のためにまずは馬券を当てます。お一人様一申し込みのみって、何?単発以外不可って、何・・・?(終)

 

今回も読んでくれた方、ありがとうございました。ブログの感想・リクエストはマシュマロから↓(溜まっていたお題は今回で消化しきったので現在絶賛募集中です)

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星空、画面の向こう側、近所のキラキラ同級生

こんにちはこんばんはぜりーです。今日は大学が土曜授業で世界を呪い殺したくなりました。自称進ムーブやめてくれんか?

 

それはそうと、突然ですが皆様、進研ゼミの広告漫画を読んだことはありますか?

そうです、あの、部活と委員会を掛け持ちしていてとても忙しそうで勉強をする暇なんて無さそうなのに何故かいつもテストで高得点を取っている近所のキラキラ同級生に「チャレ友になろうよ!」って言われて主人公くんが進研ゼミを始め人生が軌道に乗っていくあのテンプレ漫画です。

さて、この「チャレ友」、本当に近所のキラキラ同級生でしょうか?

というのも、私も小学生の時に進研ゼミを受講していて”チャレ友”がいたのですが、その”チャレ友”は近所のキラキラ同級生ではなく”画面の向こうのインターネットクソガキ”・・・でした。

当時、進研ゼミの会員サイト(チャレンジウェブ)には「彗星が見たくて」という今は無き神ゲーがあった。ある日拾った彗星の写真に憧れて、その彗星を肉眼で見るために色々な材料を集めて売って宇宙船をレベルアップさせるというストーリーで、純粋主人公・姉御肌商人お姉さん・鼻眼鏡機械屋・ツンデレ体育会系男という小学6年生の性癖を完全に歪めに来ているケモキャラ達と、大きなお友達でもクリアに一か月かかるやりこみ要素満載の作業ゲーム。そこにはゲームの攻略法などを交換し合える掲示板が併設されており、まあ一応教育用サイトなのでチャレンジウェブ側で投稿に一旦手動フィルターがかかるのですが、そのフィルターギリギリを攻めながらみんな掲示板上で友達を作ったり二次創作を書いたりしていた(ウッ、頭が・・・!!)。学校から帰って宿題を終わらせて毎日欠かさずパソコンの前に座り、自分の投稿にコメントがついているか確認して、新しい投稿を考えて。あの日々は確かに青春だった。

とはいえやはり管理人が一旦全ての投稿をチェックして反映までに1~2日かかる子供用掲示板というのは非常に使いづらいわけで、徐々に住民が普通の外部掲示板に移っていった。外部の掲示板で見慣れたハンドルネームを見つけた時の感動は今でも鮮明に覚えている。確かとある学生掲示板に進研ゼミ板があって、ゲーム名で検索するとそこのスレが引っかかって・・・みたいな流れだったと思う。そこではゲームに関係のない内容でも自由に話せるし何より即レスが可能だしで、私はどんどんインターネットの世界にのめり込んでいった。この頃にはもういわゆる”いつメン”みたいなメンバーが固定され始めていた。2014年頃の話である。

当たり前といえば当たり前なのだが、進研ゼミは学年ごとにカリキュラムが分かれているのでもちろんウェブ上のゲームも一年で遊べなくなる日が来る。しかし、ゲームが閉鎖された後も、その外部の掲示板で”チャレ友”との交流を続けていた。その頃はまだ、”彗見た”が大好きだからまだコンテンツとお別れしたくないという気持ちだった。

中学生になると、掲示板から大体みんなメールやTwitterで繋がるようになった(実はその間にアメブロアメピグ時代もあったのだが黒歴史すぎて深く思い出したくないので割愛)。若気の至りと、元々会員制のチャレンジウェブで出会った人たちなので同級生で怪しいおじさんではないだろうという安心感もあり、個人で繋がるようになるとほぼほぼ本名や住んでいる地域も割り始め、何なら最終的にはLINEも交換したし年賀状も送った。ここまで来るともう単なるゲーム仲間ではなく”会ったことない友達”のようなものである。今でもその子たちとはLINEで話すし、どこの大学に通っているか知っている子もいるし、夏休みに会おうねって言っている子もいる。小学六年生から大学一年生までの約7年間、何だかんだでずっと交流を続けてきた、下手な幼馴染より濃い関係値の友人達である。そして、大学生になって自由度が増した今、7年越しにその”画面の向こうのチャレ友”と実際に会えるかもしれないという夢のような話が実現しようとしている。そんなことある?インターネットで知り合った人間と実際に会うというのは今の時代何も珍しいことではないが、進研ゼミがきっかけとはなかなか稀有な話だと思う。そのくらい狂った界隈である。

どうして突然こんな話を始めたのかというと、私のマシュマロにその”チャレ友”から「彗見たの話をしてほしい」という便りが届いていたからです。このブログを読んでくれているのはせいぜい高校の同級生くらいだろうと思っていたので、インターネットフレンズからこんなものが来ているのを見てびっくりしました。いつもありがとうな。

しかし、チャレンジウェブだろうとそれ以外だろうと、やはりインターネットで出会った人間に何でもかんでも教えるのは慎重になりましょうね皆様。私は近い未来に実際に会うであろうチャレ友がネカマのおっさんでないことを祈りながら来たるその日を楽しみにしようと思います。その時の話はまたブログに起こしたいな。(終)

 

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振り袖ブルーときらめきピンク(後編)

こんにちはこんばんはぜりーです。最近はストレスによる暴食がひどいです。自分はストレスがかかると食欲なくなるタイプだと勝手に思ってたし実際受験期はそうだったんですけど何なんでしょうね。太りにくい体質であることを今以上に感謝したことはない。

突然ですが、そんな限界大学生の心の支え、それは何か。

そう、女児アニメです。

最近諸事情あって女児アニメに堕ちかけている私ですが、先日マシュマロにおすすめの女児アニメソングが送られてきて「ついに・・・ここまできたわね・・・」と思いました。ありがとうございました。

寝ても覚めてもDREAMIN' GIRL」、めちゃめちゃ良かったです。というかこれめっちゃスルメ。初見時は結構女児色強いな~と思ったけどいつのまにかずっと聴いてる。しかもCV芹澤かいな。サビの解放感がえぐすぎる、多分コードとか音階とか解析したら面白いんだと思うけど知識がないので割愛。歌詞の中の”女の子はいつでもオシャレのメインキャストよ”、女児アニメ特有の全肯定・・・SUKI・・・になっちゃった、なんかこういう”女の子らしい""男の子らしい”の押しつけってジェンダーからしたらあんまりよくないって言われてるけどこの先こういういかにもな女児アニメ!にも文句言う輩が現れてジェンダーレスなアニメが製作されたりするのかと思うと本当に悲しくなる、流石に心配しすぎか?最近男の子のプリキュアが登場したとかしないとか聞いたことがあるけど。それはそれとして歌ってる三人のセンターの子がド好みすぎてビビりました、暖色系クソデカツインテの女・・・ウッ頭が・・・(歴代の好きな女がほぼ確でそう)そしてCV芹澤だし。(2回目)

でもやっぱり子供向けアニメのいいところってストレスフリー、精神的負荷ゼロで楽しめるところですよね。子供向けだから当たり前なんだけど、言葉選びも優しいしマイナスな発言もないしそれ作者の性癖だろみたいな余計なシリアスもないし。おかゆ気分で摂取できる上質な栄養という感じがする。社会の理不尽なんか気にせずに自分の夢に向かって一生懸命に頑張るキャラクター達の姿が眩しい・・・おれもミラーイン!してえよお・・・(アイカツプラネット!の話です)あと、ブスでもチビでもデブでも女の子はみんな可愛くなれるよ!って手放しに応援してくれるのがマジでありがたい、アイカツプラネットはバ美肉(最終手段)までしちゃってるし。いつもみんなかわいいねかわいいね・・・おばちゃんもメイクとお洋服頑張るからね・・・って画面の前で泣いてる。子供向けアニメって推し狂いというより何気なく動画付けてキャラの名前も大して覚えてないのに気付くと涙がドバドバ溢れてるみたいなハマり方するよね。自己肯定感皆無女にかわいいの自信をくれてありがとう女児アニメ。一生ついてく。

あと個人的には元々3DCGのディズニーのアニメとかMMDとか大好物なので女児アニのCG歌唱ダンスシーンはもうご褒美ですよね、かわいい女がかわいい服をひらひらさせてぬるぬる動いて踊る、たまらんすぎる。うむ。

前述の通り最近私はアイカツプラネット!をちょくちょく観てて、辛い時にめちゃめちゃ励まされているのでそちらも是非。ごくふつうの女の子たち()がバ美肉してアイドル活動をする話(語弊アリ)ですが、実写とアニメが混じった作品なので二次元のかわいい女と三次元のかわいい女が一度に両方摂取できます。お買い得ですね。OPとEDのMVがかわいすぎて絶賛無限リピなうです。うちにはテレビがないのでyoutubeとかニコニコの公式配信を待つしかないのですが、社不がすぎるあまりすぐアニメの一週間”見逃し配信”を”見逃す”のでやっぱり家にテレビ(アニメ録画用)欲しいなとなっています。置く場所ないけどね。(終)

 

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振り袖ブルーときらめきピンク(前編)

こんにちはこんばんはぜりーです。

前回乞食のようにマシュマロを募集したところ、今週は2つもお題を頂いてしまいました。したがって今回は2本立てでお送りします。読者の皆さんいつも本当にありがとうございます、あわよくばもっと読者が増えると嬉しいです是非紹介をよろしくお願いします(乞食セカンド)。

と、いうわけで今回は「成人式と女児アニメの話」~~!!ドンドンパフパフ!!

一つ目のマシュマロは「成人式の件が聞きたい。親が振袖を見たいって言うから参加はする予定だけど友達少ないから怖い、でも友達には会いたい」という内容でした(多少改変アリ)。この成人式問題って陰キャの代表的問題ですよねわかります。親に晴れ姿を見せてあげたい、しかし会場に友達はほとんどいない、でも会いたい人が全くいないわけではない、というジレンマね。

個人的な意見としては、一人でも会いたい友達がいるってだけで十分幸せなことだと思うので、会いたい人がいるなら是非行ってみたらいいんじゃないでしょうか?正直20歳になった中学時代の同級生なんてほとんど顔わからないだろうし友達が少なくてもそんなに行って後悔するもんじゃないと思う。知らんけど。ちなみに私は中学時代に吹奏楽部で成人式での演奏をしたことがありますが、あれはとてもじゃないが成人の集まりとは言えない雰囲気でしたね。治安の悪い中学校は成人しても治安が悪い。カエルの子はカエル。

そう言った直後ではなんですが、前にも同じような話題になったときに「成人式は一生に一度だけど、成人式に行かなかった日も一生に一度だよ」という友人の言葉が印象的でよく覚えています。当日成人式行けない陰キャ達で集まってどこかではっちゃけるのも、一人で「成人式?行かねえよぼっち乙www」ってイキリツイートするのもそれはそれで絶対楽しいよな。

私?私は前述の通り地元の治安は最悪だし中学校にろくな思い出もないし会いたい人もいないので、もう親にも「成人式行かない」と言ってあります(ちなみに家にしつこく振袖案内のチラシが入り続けている)。親は私の社交性の無さと頑固さを理解しているので成人式に行かないこと自体は了承してくれたけど、それはそれとして振袖の写真は撮りに行くからねと言われました。結構強めに。やっぱり親は振袖姿を見たいもんなのかね。

これは大学進学してから気付いたことですが、そもそも大学と実家が遠すぎて長期休みでも帰省できるか怪しいところなんですよね。物理的距離はもちろん、飛行機でかなりの交通費を持っていかれるので1か月実家でタダ飯頂戴しても元取れないし短期バイト入れるなら尚更時給高い東京に残った方がマシだしという状況。しかも大学暦からして正月休みはそこまで長くないという。あれ、これ帰りたくても帰れなくない?

余談ですが最近、大学の同級生の子が振袖を見つくろいに行ったというチクチクツイートをしていたり、下宿勢の子に住民票移してる?と聞いたら「成人式地元で参加できなくなっちゃうから移してない」と言われたりなどしてとても胸を痛めました。「チクチク言葉」という言い回し、最近流行りなのか知らないけど私はとてもお気に入りです。やっぱり子供向けに作られた言葉とか文章は底なしに優しくてよい。女児アニメとかね…(ダイナミック大雑把伏線)

さて、今回は2本立てと言いましたがここで眠気がマックスかつ一つ目のお話で結構文字数を食ってしまったのでひとまず前編としてここで終わろうと思います。非常に申し訳ない。この前編も来週しれっと編集してるかもしれません(6/2追記・編集しました)。それではおやすみなさい。(終)

 

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推しへの依存はやめないが、やめられるようにはなりたい

どうもこんにちはこんばんはおはようございますぜりーです。課題と慣れない家事に追われながらもなんとか生きています。今回は明確なテーマもないのでまじめにふまじめ、ダラダラゴロゴロ脳死プレイで行こうと思います。

先日吉祥寺(家から一番近いデカい街)に買い物に行ったのですが、疲れすぎて帰り道立ったまま寝るんちゃうかと思いました。中央線の三鷹終点を許すな。私は基本的に元気がない、若さがない、大丈夫?と言われるのですが私の生体エネルギーは一体どこに吸収されるようになってしまったのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。ちなみに吉祥寺の蔦屋はなんとレンタル専門で本を置いてなかった。そんなことあるかよ。都会の店舗は沢山ある分一つ一つの敷地が小さいから店があったとしてもお目当てのものが置いてあるとは限らない、という学び。地味に田舎のイオンより面倒かもしれない。本屋とあと色々ぐるぐるハシゴして帰宅後はボロボロでした。南無。

さあ、そんな私の少ない生体エネルギーの供給を支えてくれているのが私の大好きで大切な「推し」たちである。推しがいない世界でどう生きていけるのか皆目わからない。推しに出会う前の自分はいったいどうしてたんだ・・・と思い返してみたけど人間関係がうまくいかなくて死にたがってましたね、おいおい死ななくてよかったな。推しに出会ってからは死にたがっていないので推しには自殺予防効果があるということ。鬱の万能薬。もうすぐ医薬品として正式に認可される。一家に一台俺の推しを置け。

ってなわけで、私はじめ世の「推し」を持つ人間は生活を推しに依存しまくってるワケ。どうしてか?推しが幸せだったら自分も嬉しいから。大好きな人がお仕事を頑張っていたら自分も頑張ろうと思えるから。そして順調に活動をしている推しには、”希望”が見えるから。結局我々は未来に希望が見えないと生きていくのがしんどくなるわけだが、それなら一方で「推し」を持たない種の人間は何を希望として生きているのか?それは、”自分”とか、”限りなく自分に近い誰か(家族、仲間・・・)”だと思う。これはなんと惨めな話だ。自分の未来に希望が持てれば、はなから他人の希望を吸って推しとか言って依存して生きていかなくてもよいのだ。惨めな話だなオタクども。

私は今絶賛大学一年生で、落単の恐怖に怯えながら毎週毎週同じ時間にパソコンに向かい同じ講義を受け同じ課題をこなし・・・という単調な生活を繰り返している。将来自分がどんな大人になってどんな仕事についているかなんて全く想像ができないし、それ以前に大学を無事耐え抜いて卒業できているのかすらわからない。だから正直、未来の自分に大きな希望は持てていない。そういう点では、推しに依存しない人間になりたい、と思う。推しのことは大好きだしずっと応援したいから、断じて追いかけるのをやめたいってわけじゃない。自信があって、自分自身に希望と期待を持っていて、他人の希望を勝手にパクって自分のガソリンにしたりなんかしない、推しに依存しなくても明るく前向きに生きていける立派な人間になりたい。そうなれたら推しも喜んでくれるかな、なんて考えてしまった時点で私はまだまだだ。自分の希望は、自分のためにあるものだ。あわよくば、自分の希望を他人におすそ分けできるような人間になれたら万々歳だとも思うけれど。その時はnoteにでも移行して希望に満ちた人生キラキラブログ書きます。嘘です。何だかんだ言って未来に明確なビジョンがあって希望が持てている大学生なんてほとんどいないと思うから、まずは自分磨きを頑張って自信をつけるところから始めたい。なんだか大人になるまでにやるべきことがまとまってきた気がする。ブログを始めてよかったと思う瞬間。このブログもいつまで続くかわからないけど、継続は力なりってエライ人が言っていたので続くだけ続けようと思います。これからもヨロしゅ~(終)

 

(あとがき)

今回のブログ、なんだかネタ切れの匂いがしませんか?しますよね?するよな?(圧)こんな単調な生活をしているとネタにも限りがあるわけです。本当になんでもいいので、マシュマロにぜりーに話してほしいことを投げていただけると幸いです。色々な角度で物事を考えたり新しい知見を広げたりするのが好きなので、ぜりーが話しそうにないことでも全然大丈夫です。むしろそっちの方が自分の思考が偏らなくて良いと思います。是非是非。

 

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